湾曲ワークの外観検査について

 
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湾曲ワーク  

左の写真のようにすり鉢状に湾曲しているワークに対して、照明の光を当てると光の均一性にバラツキがあったり、またはハレーションが発生してしまうなどのお悩みはございませんか?

今回はそんな湾曲のあるワークの打痕傷検査をテーマに、各種照明を照射比較して最も有効であった照明を見つけていきたいと思います。

 

今回はワーク左側中心部の打痕傷(「レ」と「1」の間にある打痕)を対象として比較します

 
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IMAR-D  

結果:

ワーク表面に明暗が見受けられ、打痕の検出が困難である。

 

IMAR-Dシリーズの外観や詳細、デモ機貸出等につきましてはこちらよりご確認いただけます。

 
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IFVA  

結果:

ワーク表面に明暗が見受けられ、打痕の検出が困難である。

 

IFVAシリーズの外観や詳細、デモ機貸出等につきましてはこちらよりご確認いただけます。

 
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IDDA-KH  

結果:

打痕と周囲のコントラストを出すことができたが、覗き窓から光が抜けているため、ワーク表面に明暗が生じてしまい、打痕が中心部にある場合は検出が困難である。

 

IDDA-KHシリーズの外観や詳細、デモ機貸出等につきましてはこちらよりご確認いただけます。

 
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IFHA  

結果:

全体へ光が均一的に照射されており、表面のハレーションも抑えられている。

しかし、検査対象である打痕跡と周囲のコントラストが低く検出精度に懸念がある。

 

IFHAシリーズの外観や詳細、デモ機貸出等につきましてはこちらよりご確認いただけます。

 
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IDU-C-C01  

結果:

打痕傷と周囲のコントラストもしっかり出せている。

また、検査範囲全体へ光が均一的に照射されてる為、打痕傷が移動しても検出が可能であると考えられる。

 

IDU-Cシリーズの外観や詳細、デモ機貸出等につきましてはこちらよりご確認いただけます。

 
 

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は5種類の照明を使用して比較をした結果、ドーム同軸照明【IDU-Cシリーズ】が総合的に最も良い結果となりました。

今回の検証結果について、今後の照明選定のご参考にして頂ければ幸いです。

 
 

ご紹介させていただいたような湾曲ワークのように、撮像上でのお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。

弊社で照明選定のお手伝いをさせていただきます。

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