卓上型簡易検査装置のご紹介
卓上型簡易検査装置について
今回の展示会において、「卓上型検査装置」の初展示・初デモンストレーションを行いますので簡単にご紹介させて頂きます。

「卓上型検査装置」は、六角ナットのような穴の開いたワークや、円筒形状のワークに対して、「外周部」・「ワーク上面」・「穴の内周部」の3面を検査する装置になります。
刻印等の確認、損傷や汚れ、残留バリなどの検査となります。


このような3面検査を行う場合、ワークの外周部を検査する部分については、ワーク外周部検査用のカメラを真横や斜めの位置に置き、ワークを回転させて撮像・検査を行う場合が一般的です。
また、ワーク上面の検査を行う検査を行う場合は、上面検査用のカメラを用いて検査を行います。
2種類以上の画像処理が必要で、外周部の検査は回転を伴うため、全体の検査タクトは長めになることが多いです。


「卓上型簡易検査装置」では、特殊なレンズと最適な検査ソフトウェアを用いることで、「外周部」と「ワーク上面」の検査を1つのカメラ・1回の撮像で済ませることが可能です。
また、リング照明(レイマック製品:IMARシリーズ)を用いることで、外周部と上面の2面を同時に照らすことが容易になります。


穴の内周部の検査は大きく2種類になります。
・バックライト/スポット照明を用い、背面から透過光を用いて検査を行う
・マルチポジションリング照明などを用い、上面から照射光を用いて検査を行う
内径に対して検査部の領域深さが浅い/タップ加工のような内部加工がある場合には、上面から特殊なレンズを用いることで、一般的なレンズよりも深く検査を行うことが可能です。
リング照明(レイマック製品:IMARシリーズ)を用いることで、内周部の全周を照らすことが可能になります。

・ビジュアルプログラミング機能のある画像処理ソフト採用で、専門的な知識がなくても直感的な操作でプログラミングが可能
・ラダー言語の専門知識がなくても誰でも簡単に制御が可能な制御ソフトをPCに内蔵し、画像処理ソフト、電動アクチュエータなどを同じソフトで制御が可能
・制御ソフトで各種制御ができるため、PLCが不要。
・外周検査でワークの回転機構等が不要となり、装置サイズのコンパクト化が可能
ご相談の際は、下記アンケートフォームやお問い合わせフォームをご活用ください。
